【初心者向け】UnityでARアプリ開発できるまでの学習・勉強方法を紹介する

どーも、ぐるたか@guru_takaです。

私はARアプリを開発したくて、Unityの勉強をスタート。約2ヶ月を経て、塗り絵ARアプリを作成しました。今では、ARアプリの開発アプローチが、雰囲気でわかるようになっています(本人比)

実はARアプリの開発ができるまで必死に勉強しましたが、かなり遠回りしました。というのも、”Unity初心者”が”最初”にARアプリ開発するまでのノウハウ情報が少なく、独学したんですが、迷走したんですよね…。

ここではUnityでARアプリ開発にトライしたい初心者向けに、遠回りしない勉強方法を紹介します!全て私の経験に基づいて、まとめました。参考になれば幸いです!

ARアプリ開発での目標点

目標は、ずばりオリジナルなARアプリを開発できるようになることです!

キャラクターのAR召喚など、シンプルな実装だけでなく、+α(応用)できるレベルを目指します。ここまでいけば、基本的なARアプリの開発で困らなくなるからです(本人比)

さっそく、学習ステップやコツを紹介します!

ARアプリ開発の学習ロードマップ

大まかなARアプリ開発の学習フローは以下のようになります。

STEP.1
Unityのチュートリアルをやりまくる
Unityに慣れる
STEP.2
ARKit or Vuforiaでキャラクターを召喚してみる
ARの基本的な考え方を学ぶ
STEP.3
ARKit or Vuforiaの開発チュートリアルをやる
Unityの操作や設計をおさらい!
STEP.4
オリジナルアプリの開発にトライ!
ここまでくれば、オリジナルなARアプリの開発も怖くない!

上記のステップで学習する理由について、1つずつ説明していきます!

急がば回れ!Unityに慣れることが1番の近道

意外に思われるかもしれませんが、ARだからといって特殊なことはしていません。なので、Unity初心者がARアプリ開発したいなら、まずはUnityに慣れるのが遠回りのようで最短なんです。

なぜここまで強調しているかと言うと、私はAR特有の考えを学ぼうと躍起になってしまい、失敗したからです。Unityの使い方や設計方法がおざなりなので、ARアプリのチュートリアルなどのソースをみても、ただの丸写し。

全くといっていいほど、応用が利かなかったです。どうしたら良いかさえわからず…。

最終的にUnityの基本的な操作や開発を学んだことで、ARアプリの開発フローが見えるようになりました!だからこそ、まずはUnityから慣れることに徹することをオススメしています。

STEP1:Unityのチュートリアルをやりまくろう!

まずはUnityのチュートリアルをやってみましょう。過去にUnityの学習ロードマップやチュートリアルをやるべき理由はまとめているので、ぜひ参考にしてみてください!
【初心者向け】挫折しないUnityの勉強・学習方法を本気で紹介する

チュートリアルを全てやる必要はありませんが、以下2つやっておくと心強くなります!

STEP2:ARKit or Vuforiaでキャラクターを出してみよう!

Unityの設計や使い方に慣れたら、さっそくARアプリを作って体験しましょう!まずはAR開発に慣れるため、キャラクターをARで出すチュートリアルをやってみてください

AR特有の開発の”いろは”が身につきます!やってみるとわかるのですが、びっくりするくらい簡単です笑 書かれている通りにやれば、問題なくできるはず!

ARKitとVuforiaはどっちをやったら良いの?

UnityでのARアプリ開発は大まかに”ARkit”と”Vuforia”の2つあります。結論からいうと、どちらでもOKです

私は”ARkit”と”Vuforia”で開発してみましたが、殆ど変わりませんでした。ただ、Vuforiaの方がUnityとの親和性が高く、開発しやすかったです!

なので、やってみたい方を選べば良いと思います。両方やってみても、そこまで時間はかからないでしょう

MEMO
私はARKitの方がチュートリアル(無料のもの)が豊富と感じたので、私はARKitから開発しました (iOS所持者のみですが)

1番のオススメはおもちゃらぼ!

私が最もオススメしたいチュートリアルは、猫本の著者である北村さん@tasonco_companyのブログ”おもちゃラボ”です。

  • チュートリアルが丁寧
  • セットアップから説明がある
  • 深い内容(影だしetc)までカバーできる

ぜひ参考にしてみてください!
参考 Unityで始めるARKit入門 セットアップ編おもちゃラボ 参考 【Unity】Vuforiaを使ってARを表示する手順(2018年版)おもちゃラボ

注意
ARの開発で注意したいのは、情報の鮮度です。古い情報だと、開発の仕方が異なるので気をつけましょう

基本的には1年以内の情報を探すのがオススメです。バージョンもチェックしてみると良いでしょう!

ここまでくれば、後は基本的にUnityでの開発と変わりません。オリジナルなARアプリ開発まであともう少しです…!

STEP3:ARKit or VuforiaでのARアプリチュートリアルをやる!

次は一歩進んで、ARで出したキャラクターで何かやるアプリを作ってみましょう!

人によっては、ここでオリジナルのARアプリ開発ができるかもしれません。そういう場合は、もう開発を始めちゃってください!

一方で、まだARアプリの開発よくわからん…(当時の私)って方は、中級レベルのチュートリアルを是非やりましょう。ARアプリ開発の勘所がつかめます!

ARKitのオススメは、もぐら叩きのチュートリアルです。またしても”おもちゃラボ”です笑 やってみると基本的なARKitの使い方が学べるので、ガチで良いです。応用範囲も広い!


参考 【Unity】ARKitで作るARモグラ叩き その1おもちゃラボ

Vuforiaは私の観測範囲で良さげな無料チュートリアルはありませんでした…。なのでUdemyで探して有料講座(セール中で1600円だった気がする)を実践!

下記の海外のUdemy講座は説明がわかりやすく、解説もゆっくりで良かったです!もし無料で良さそうなチュートリアルがなかった場合、1つの選択肢にしてみて下さい。

以下のツイートが、Udemy講座でちょっと改造した超簡単なARシューティングになります!

STEP4:オリジナルのARアプリ開発をしよう!

もうオリジナルARアプリが開発できるレベルになってます!わからないところはググって解決しましょう。

  • 1年以内の鮮度の高い情報を探す
  • 海外の情報もチェックしてみる
  • 時には公式ドキュメントを読む

処理によっては、公式のプラグインを解読する必要があるかもしれません。その時は公式ドキュメントを一読することをオススメします!

エディタでデバックしてから実装すると後でラク!

AR開発アプリ(特にARKit)で大変だなぁ…と思うのはデバックです。実機にインストールして確認すると、処理の動向を追うのが大変…。Vuforiaだと、エディタでデバックできますが、ARKitだと一手間必要なんです。

思うように処理が動かないとき、原因がわからず、闇雲に時間だけが過ぎ去る…なんてことが結構ありました。めっちゃ苦痛です。

こんな時に備えて、予めUnityエディタ上で簡易的な処理を書いてデバックしておくことをオススメします!デバックがめちゃくちゃ楽になります。なぜなら、エディタで動くなら、実機で動くパターンが殆どだから!

このフローをやっておくと、実機で動かない場合、スマホ特有の処理や連携で詰まっているのでは?とエラーの仮説がたてやすく、バグ直しもスムーズにいきます

私はいつも、エディタで簡単に実装→デバック→OKならARアプリ用に変更…という流れでARアプリ開発!安定していて、わりと気に入ってます。

MEMO
Unity ARKit Remoteを使えば、エディタでデバックできます。

ただ、Unity ARKit Remoteだとうまくいかない処理を過去に経験したため、参考程度にとどめています。そして実機でデバックするようになりました。

なので、エディタでデバックできる簡易的なプログラミングを実装→OKなら実機用の処理を書くようにしています!

最後に

UnityでのARアプリ開発の学習や勉強方法の参考になれば嬉しいです。

それでは、楽しいUnity×ARライフを!

1 COMMENT

nacon

この記事にすごく助けられてます、ありがとうございます…!

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