【ノーコード】オウム返しするSlackアプリをZapierで作ってみる

どーも、ぐるたか@guru_takaです。

最近、Zapierを駆使して、できる限りノーコードで楽しながら、バックオフィスのタスクを自動化することにハマっています

色々と試していたら、Zapierを使えば、SlackアプリをAPIサーバーなしで開発する方法を発見

ここでは、「Hello World!」という位置づけで、オウム返しするSlackアプリをノーコードで開発する方法を紹介します。

MEMO
Zapierで有料プラン契約が必須になります。

成果物:オウム返しのSlack App

作成方法

STEP.1
Slack Appの作成
STEP.2
ZapierでRequest URLを発行
STEP.3
Slack AppでSlach Commandsの設定
STEP.4
Slack Appのインストール
STEP.5
Zapierでレスポンス対応

STEP.1:Slack Appの作成

下記の公式リンクから、Slack Appを作ります。
slack api

下図のような開発用ダッシュボードが出てくればOKです!

STEP.2:ZapierでRequest URLを発行

続いて、ZapierでRequest URLを発行します。オウム返しするには、Request URLが必要です。

なので、一般的にはAPIサーバーがたてるわけですが、今回はノーコードでZapierにAPIサーバーの役割を担ってもらいます

手順は簡単!

Zapierにて、「Catch Hook」で発火するワークフローを作成し、以下をコピーするだけ!

STEP.3:Slack AppでSlach Commandsの設定

続いて、Slackにて、オウム返しのコマンドを作っていきます。

開発用ダッシュボードで「Slach Commands」をクリック!

ここで、ピンク枠にZapierで発行したRequest URLをペーストしましょう。

コマンドは適当でOK。最後にSaveして完了です!

STEP.4:Slack Appのインストール

次に、Slack Appをインストールします。

これで/hello world!と投稿して、以下のような反応があれば成功です!

現在、Slack→Zapierとの連携はできていますが、Zapier→Slackに返答はできていません

なので、最後のSTEP5で実装していきます!

STEP.5:Zapierでオウム返しできるように設定

Zapierの「Catch Hook」の後に、SlackにPOSTする処理を追加します。設定はこんな感じ!

ポイントはSlack→Zapierでキャッチしたデータにある「Response URL」を使うことです。このURLでPOSTすれば、Slackにデータを渡せるようになります

あとは、Send Dataでデバック or ワークフローをデプロイすれば、オウム返しアプリが完成です!

皆に公開したい場合

現在の設定だと、自分だけしか見れないオウム返しアプリになります。

オウム返しのレスポンスを皆に公開したい場合は、SlackのWebhooksを使いましょう。

WebhooksのURLをZapierのPOST先のURLとして設定すれば、OKです!

最後に

以上になります。

APIサーバーなしで簡単なSlack Appを作ってみました。応用範囲は広く、可能性を感じますね!

現在、リッチなインタラクティブなSlack Appを開発中。完成したら公開するので、楽しみにして頂けたら嬉しいです!

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