【初心者向け】Dockerの基本的な用語とよく使うコマンドまとめ

どーも、ぐるたか@guru_takaです。

業務でDockerを初めて使用しました。備忘録も兼ねて。よく出るワードや概念、そしてコマンドを初心者向けにまとめていきます!

Dockerとは?

Dockerはコンテナ型の仮想化を実現するプロダクトです。仮想化とは、PCの中にもう1台のPCを立ち上げる感じです。

下図のように、ホストOSの上にコンテナを立ち上げて起動します。


引用:【図解】Dockerの全体像を理解する -前編-

今までの仮想化は仮想環境ごとにOSがあったのですが、コンテナ型仮想化はPC本体にあやかる感じなので、軽量です!

Dockerを使うメリットとして、プログラムを動作させる環境(コンテナ)を共有できるので、環境の違いによるトラブルを回避できます。

Docker Imageとは?

クラスに近いです。たいやきを作る型のようなものです!

なので、まずコンテナを作るには、Docker Imageが必要になります。

Docker Imageの作り方

主に2つあります。

  • Docker HubからImage取得
  • Dockerfileから作成

まぜ前者はDocker Hubに色んな源が公開されているので、コマンドでPullすると、良いでしょう。Pythonであれば、こんな感じ!

コマンドライン
$ docker pull python:3.7

これだけでは、Pythonしか入っていません。もっと、色んなパッケージとか好きなものをインストールしたいですよね?

その時に役立つのが、Dockerfileです。自分のオリジナルなImageを作れます!

以下、サンプルです。

Dockerfile
FROM python:3.7 #イメージの源を使用
RUN pip install pandas # コマンド実行
CMD cd home && python # コンテナ起動時に叩くコマンド

そして、Dockerfileが作れたら、オリジナルのImageを作ります。いわゆる、ビルドです。コマンドは以下の通り!

コマンドライン
$ docker build -t イメージ名 .

コンテナとは?

インスタンス化されたものです。Docker Imageがたいやきを作る型に対し、コンテナは作られた”たいやき”になります。

コンテナの起動方法

コンテナを起動するのは簡単です。

コマンドライン
$ docker run イメージ名

これでコンテナが立ち上がります!

よく使うコマンド

以上で簡単にDockerの頻出ワードの実行の流れをまとめました。続いて、よく使うコマンドを紹介します!

※今後も追記予定

Image関連

イメージ一覧
$ docker images
イメージ削除
$ docker rmi REPOSITORY
Dockerfileからイメージ作成
$ docker build -t イメージ名 .
Imageからコンテナ起動
$ docker run イメージ名

以下、よく使うオプションのサンプルです。

Imageからコンテナ起動
# --rm : コンテナ終了時にコンテナ削除
# -it : コンテナ内で操作可能
# -p : ポート指定
# -v : ボリュームマウントでローカル内のファイルが使用可能
$ docker run --rm -it -p 80:80 -v ~/~~/~~:/home イメージ名

コンテナ関連

起動中のコンテナ表示
$ docker ps 
存在するコンテナ一覧の表示
$ docker ps -a
コンテナ起動
$ docker start CONTAINER ID
コンテナ停止
$ docker stop CONTAINER ID
#コンテナ削除
$ docker rm CONTAINER ID
コンテナ一括削除
$ docker rm $(docker ps -aq)

参考リンク

参考 【図解】Dockerの全体像を理解する -前編- - Qiita 参考 Dockerコマンドメモ - Qiita 参考 docker:コンテナを一括削除 - Qiita

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